蚕養神社(蠶養神社) 小貝浜 日立市 茨城百景・茨城観光百選・茨城の湧水 イバラキノート

蚕養神社(蠶養神社)

 

蚕養神社(蠶養神社)

 

ご祭神

椎産霊命(わくむすびのみこと)

宇気母智命(うけもちのみこと)事代主命(ことしろぬしのみこと)

日本最初の蚕養神社ということです。

 

金色姫物語 伝説

 

昔常陸国豊浦港(現在の川尻小貝浜)に繭の形をした丸木舟が流れついたのをこの地に住む神宮権太夫が見つけた。

 

さっそく丸木舟を割ってみると中から美しい姫があらわれたので、家につれてきてわけをきいた所、「私はインドの大王の一人娘で、金色姫と申しますが、母は早くなくなって今の継母様は私をにくんでひどくいじめました。

 

この様子を見かねた大王は桑の木で丸木舟を作り宝石のような赤貝で作った首かざりを私の首にかけて舟に乘せ、慈悲深い人に助けられることを願って海に流しました。」と泣きながら手を合わせました。

 

身ぶりでそれと知った権太夫は、それから毎日我が子のようにやさしくいたわり、そだてていき ましたが、五年たった今、姫は急に泣きながら、「私の命も今宵限りとなりました。私の身は前世の宿縁で蚕という虫に生れかわり、蚕葉という桑の葉に養われ て宝の繭をかけるまで四度の衣をぬぎすてますが、これは継母様にいじめられたなやみの衣です。

 

それから父母こいしと泣きながら糸を吐いて作り、その繭の中にこの身を入れて葬るのです。よい繭を作るには蚕育て頃と庭起きがその良し悪しの瀬戸際です。この蚕貝作りの首かざりと繭は助けていただいた命の恩の置土産です。」と養蚕の業を教えて念仏とともに昇天した。

 

これから日本に養蚕業が広まったという。
これは蚕姫金色の物語で仏説蚕養の御由来である。

 

昭和五十一年十月
寄贈者 五浦観光ホテル別館大観荘
代表取締役社長 村田素雄

案内板より

 

 

小貝浜 日立市 へ戻る